韓国ドラマ『未知のソウル』ネタバレ感想・キャスト・視聴率
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引用元:Netflix |
2025年5月に放送がスタートした韓国ドラマ『未知のソウル』。
パク・ボヨンさんの圧巻の1人4役や、パク・ジニョンさんの誠実な存在感が心を掴む、感動必至のヒューマンロマンスです!
こちらの記事では、作品情報やキャストに加え、ネタバレありの感想をご紹介します。
※ここから先はネタバレが含まれています。未視聴の方は、先に作品をご覧になることをおすすめします。
まずは評価から
総合評価:★★★★☆ 4.4(5点満点)
双子の姉妹が人生を入れ替えるという一見シンプルな設定だけれど、本作はその枠を超え、人間の内面や関係性の深層に丁寧に踏み込んだ作品になっていました。
ヒューマンドラマとしてもロマンスドラマとしても完成度が高くて、久しぶりに感動できたヒューマン&ロマンス作品になりました。
作品情報
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | 未知のソウル |
原題 | 미지의 서울 |
放送期間 | 2025年5月24日〜2025年6月29日 |
話数 | 全12話 |
配信 | Netflix(独占配信) |
ジャンル | ヒューマンドラマ、ロマンス |
演出 | パク・シヌ(『サイコだけど大丈夫』など)、ナム・ゴン(『愛の温度』など) |
脚本 | イ・ガン(『五月の青春』など) |
企画 | スタジオドラゴン |
魅力的なキャストたち
◉パク・ボヨン(ユ・ミジ/ユ・ミレ役)
双子の姉妹を演じ分けながら、入れ替わり後の「演技の中の演技」までお見事。1人4役を自然に演じ分ける圧巻の演技。
◉パク・ジニョン(イ・ホス役)
聴覚障害を抱える弁護士。 静かな優しさと内面の葛藤を繊細に描き、観る人の心を掴む存在。
◉リュ・ギョンス(ハン・セジン役)
農園主として登場し、ミレとの関係性が物語の軸に。後半になるほど存在感が増し、視聴者を惹きつけた。
視聴率
話数 | 放送日 | 視聴率 |
---|---|---|
EP1 | 2025/5/24 | 3.6%(最低) |
EP2 | 2025/5/25 | 5.0% |
EP3 | 2025/5/31 | 4.5% |
EP4 | 2025/6/1 | 5.9% |
EP5 | 2025/6/7 | 4.4% |
EP6 | 2025/6/8 | 6.4% |
EP7 | 2025/6/14 | 6.5% |
EP8 | 2025/6/15 | 7.4% |
EP9 | 2025/6/21 | 7.1% |
EP10 | 2025/6/22 | 7.7% |
EP11 | 2025/6/28 | 7.0% |
EP12 | 2025/6/29 | 8.4%(最高) |
視聴率の伸びはここ最近のtvNドラマの中ではかなり良かったようです!最終回では自己最高視聴率を更新して有終の美を飾りました。
各話ダイジェスト
第1-3話:姉妹のすれ違い
見た目は同じでも正反対の人生を歩む双子。
姉(ミレ)の異変に気づいた妹(ミジ)は、彼女を追ってソウルへ向かう。
第4-6話:人生の交換
苦悩を知った妹(ミジ)が「入れ替わり」を提案。
姉妹はそれぞれの環境で、入れ替わり生活を始め、初恋の人ホスと再会。
第7-9話:過去との対峙
ミレに対する職場いじめ、ホスの事故、セジンの祖父の死など、登場人物の過去が次々と明らかに。
第10-12話:再生と選択
他人の人生を生きる中で気づく“本当の自分”。姉妹はそれぞれ自分の生きる道を見つけ、未来へと歩み出す。
感想
キャラクターの魅力に惹かれた
まず圧倒されたのは、パク・ボヨンさんの高い演技力。双子の演じ分けに加え、入れ替わった後の微妙な違いまで自然に表現されていて、実質1人4役!これまでも素晴らしい女優さんだなあとは思っていましたが、本作はそのキャリアを塗り替えるような名演技で、冒頭からぐいぐい引き込まれてしまいました。
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引用元:tvN |
めずらしい金髪姿も可愛かったです!
そして、登場人物たちの関係性もとても丁寧に描かれていました。ミレとミジの姉妹の絆や、ホスの家族との関わりなど、エピソードのひとつひとつが感動的。少しずつ心の距離を縮めていく恋愛過程もまた美しくて、観ている側まで一緒に寄り添いたくなるヒーリングロマンスでした。
なかでも後半にかけてセジンの魅力が一気に爆発。誠実さとユーモアのギャップに気づけば強く惹かれていて、自分でも驚くほど感情移入してしまいました。
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引用元:tvN |
こういうギャップのあるキャラって、本当に惹かれてしまうんですよね。
心に残った名場面とOST
忘れられないのは、祖母の最期のシーン。
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引用元:tvN |
家族を大きな愛で包み込んできた存在が旅立つ場面は、悲しみだけではなく、「生きること」「家族を想うこと」の尊さが凝縮されていました。涙が止まらないのに、不思議と心に温かさが残る――そんな名場面だったと思います。こういうシーンがあるから、ヒューマンドラマって心に残るんですね…。
さらに印象的だったのはOSTの繊細なメロディ。切ないシーンに寄り添うように流れる優しい音色が、映像とぴたりと重なり合って、余韻をぐっと深めてくれました。曲が耳に残って離れないのは、それだけ物語の感情と結びついていたからなんですよね。観終わったあともOSTを聴き返したくなる、そんなドラマでした。
項目別評価
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
ストーリー | 4.0 | 丁寧な心理描写と人生再生の物語が胸を打つ |
キャスト&ケミ | 5.0 | 主演2人の演技+ケミが圧巻すぎ! |
感動度 | 4.5 | 泣ける家族のシーンが豊富でOSTも心に響く◎ |
最終回満足度 | 4.0 | 切ない物語だけど前向きになれるエンディング |
これらを踏まえて総合評価
★★★★☆ 4.4(5点満点)
★★★★☆ 4.4(5点満点)
まとめ
『未知のソウル』は、ただの入れ替わり設定を超えて“自分を生きる”こと を問いかけてくれた癒し系ヒューマンドラマだったように思います。
パク・ボヨンさんの1人4役の神演技、2組のケミ、姉妹の成長、祖母の名シーン、そして心に残るOST。どれもが作品を特別なものにしていました。
観終わったあと、きっと大切な人に優しくなれる。そして、自分自身にも。
そんな余韻を残してくれた一作でした。
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